キャリアについて知ろう スタートアップ支援を通じて、
末長いリレーションを築いていく。
N.T
ソリューション営業部 ソリューションファイナンスグループ 
2016年入行 法学部卒
キャリア

創業時からお世話になっている銀行がある。
その言葉がジョブチャレンジのきっかけ。

2023年4月から1年間、東京都産業労働局の創業支援課へ出向しました。当時所属していた横浜支店時代に法人新規担当者として多くの中小企業と接点をもったことがきっかけです。1年間お客さま訪問をするなかで取引に至らなかったお客さまからよく言われたのが「創業したときからお世話になっている銀行があるから」という言葉でした。この経験から、創業やスタートアップなどの早い段階から支援ができれば、将来的に当行にとっての主要なお客さまになっていただけると思いました。
そのタイミングで当行のジョブチャレンジ制度に応募し、東京都へ。出向先の創業支援課では、全国のスタートアップと大手企業・自治体・支援機関を結ぶコミュニティの運営と、事業会社が解決したい課題を複数のスタートアップに向けて発表するリバースピッチという手法を用いたイベントを運営する2つの事業にかかわりました。

継続的な創業支援を通じて
銀行とスタートアップ企業の架け橋に。

NEXs Tokyo事業には東日本銀行もスタートアップの支援機関として参加しているため、出向から戻ってきた現在でも運営に携わっていたメンバーとは毎月お会いしています。イベント会場となっている丸の内のコミュニティスペースへ月に2回訪問し、創業支援課に出向していた時の同僚や先輩、運営委託先の担当者などと最新の情報交換を行っています。
この1年間、スタートアップ企業の方々と話をしたことで業界の専門用語を理解し、情報提供ができるようになりました。当行で創業支援をする際に、東京都のスタートアップ関連の情報をお伝えしたり、マッチングイベントを紹介したりとプラスアルファの情報を提供して、お客さまに喜ばれることもあります。
当行に戻ってきて約半年。出向前に感じていた新規のお客さまに対するもどかしさは、今はあまり感じなくなりました。創業支援を希望されるお客さまも徐々に増え、このまま継続して支援していくことで具体的な成果にもつながっていきそうです。

人とのつながりができたこと。
それが大きな財産に。

出向時には創業支援に関するイベントがあれば会場へ出向き、運営委託業者の方たちと『フェイス・トゥ・フェイス』の関係性を築きました。イベントへの立ち合いは1年間で30回以上。スタートアップを活性化させるイベントはどのようなものか、どのような雰囲気でおこなわれるのか。銀行内にいたのでは知ることができない貴重な情報を、実際に体験することで得られたのは収穫でした。
出向で知り合った東京都の方々、イベント運営のプロである委託事業者の方々、そして全国のスタートアップ企業の方やイベントに参加された大手企業、中小企業や地域の商工会議所などの方々と人のつながりができたことは大きな財産になったと思います。これから先、私が経験したことを行内のメンバーに還元し、当行の創業支援ソリューションに活かしていきたい。そして、1社でも多くのスタートアップ企業の方々に対して、自分の仕事に自信をもって対応し当行のファンを増やしていきたいと思っています。

※取材当時の情報になります。