本部の仕事を知ろう 銀行は課題解決のサービス業。
お客さまに喜んでもらうのがいちばん。
J.S
ソリューション営業部 総合コンサルティンググループ 
2013年入行 経済学部卒

多角的なモノの捉え方や考え方を駆使して
お客さまの本質的な課題を発掘し解決する。

お客さまが銀行に求めているのは、お金を借りたいということだけではありません。会社経営者の方であれば、後継者や事業承継に関するお悩みがあるケースもあります。利益が伸びている会社なら節税対策をどうしていくか、売上が落ちている会社なら収益の柱をどう増やしていくか、個人の方なら所有する不動産をどう有効活用するかなど、お客さまはさまざまな課題を抱えています。そんなお悩みをヒアリングし、仮説を立ててお客さまの課題解決にあたるのが、ソリューション営業部総合コンサルティンググループの仕事です。
財務だけでなく、税務、相続、不動産活用など専門的な知識に加え、多角的なモノの捉え方や考え方を駆使してお客さまの本質的な課題を発掘する。その先に仮説を立てながら、お客さまとの対話を重ねて課題の解決策を見い出します。上司や専門家の方が課題を解決していくのを間近に見ることで非常に勉強になり、経験値を積み重ねることでスキルアップにつながっていると実感できます。

支店の営業担当者のよきサポート役となり、
お客さまにとって最適な方法を提案していく。

当グループの仕事は、各支店の営業のサポートや支店の方々と一緒にお客さまの課題解決のために動き、案件の発掘をすることです。しかし、お客さまの課題は表面化していないことが多く、それを掘り起こすのは簡単な仕事ではありません。過去の決算書などの資料を分析したり、丁寧にヒアリングしたりすることでより本質的な課題が見えてきます。
課題の本質が分かればお客さまとの信頼関係が生まれ、新たなビジネスチャンスにもつながります。私たちは支店の案件がスムーズに進むようにサポート役となって調整し、提携する専門家とタッグを組みながら支援をしていきます。お客さまごとにお悩みは違うので、一つひとつ最初からパズルを組み立てるようにして解決方法を探るような仕事です。その結果、お客さまにとって最適な方法を提案して喜んでもらうのが、一番のやりがいですね。

何年経っても覚えていただける、
これが『フェイス・トゥ・フェイス』の良さ。

支店で営業をしていた頃、よく食べに行く美味しいラーメン屋さんがありました。社長と顔見知りになり、ある日事務所に訪問して話を伺ったところ、人気が出てきたので店内の座席を増やしたい、新店舗を出したいと相談されました。それまで銀行融資は利用したことがないとのことでしたが、今後の店舗運営にも選択肢が持てることを説明しました。融資案件を構築するうえで難しいこともありましたが、最終的にご融資することができ、増席することができました。
お店は回転が良くなり、売上もうなぎ上りに。新店舗展開においても、利用できる制度をご紹介しながら融資を実行することができました。そのお店とは、現在でもいい関係が続いています。当時の支店を離れた今でも、近くに行ったらお店に立ち寄るのですが、社長に会うと「あのときは助かったよ」と言っていただくこともあり、何年経っても覚えていただけるのが嬉しいです。これが『フェイス・トゥ・フェイス』の良さだと改めて実感しています。

※取材当時の情報になります。