キャリアについて知ろう 0を1にする支援で
新しい未来を切り拓く。
T.K
ソリューション営業部 ソリューションファイナンスグループ 
2017年入行 観光学部卒
キャリア

自治体との連携を強化して
新たなソリューションをつくる。

当行のジョブチャレンジ制度を活用して、東京都産業労働局の創業支援課に1年間出向しました。支店時代にソリューション営業課の渉外担当者としてお客さまを訪問していたとき、当行は東京都など自治体との連携を強化することで、更なるお客さま支援に繋げることができると感じたことが出向を希望した理由です。当行が中小企業のトータルパートナーを目指すにあたり、自治体と連携した新たなソリューションは欠かせないこと。私自身がそれを主導する人財になれるよう、東京都の事業推進を体験したいと思いました。
出向先では東京都の創業支援事業のうち、スタートアップ企業が提供しているDX製品・サービスの導入支援をする事業と、起業に失敗した方の再挑戦を支援する事業を担当しました。サービスを導入したいと考える大企業に案内を出して集まっていただき、その場でスタートアップ企業が自社の製品やサービスをプレゼンテーションする。両者のマッチング機会をサポートしていくのが事業の目的でした。

東京都の職員として働いて
向こう側の景色が見えた。

出向先での仕事は、銀行ではなかなか経験できないことばかりでした。東京都内から集まったDX製品やサービスを間近に見れたのは貴重な経験になり、創業支援課で一緒に事業を推進した委託業者の方とは今でも関係が続いています。銀行からの出向は私が初めてだったとのことで、支援事業や新規事業を検討するブレインストーミングでは銀行員としての視点や知見が求められる機会もあり、お互いに刺激しあえる関係性を築けました。
東京都に出向する前は、自治体との連携の必要性は感じていたものの、行政の支援内容すら分からず、連携をお願いするにも、どこへ行って、誰に何を話せばいいのか、分からないことだらけでした。1年間東京都の職員として働いて、今では向こう側の景色が見え、支援の仕組みが分かってきました。誰に頼めばスムーズに話が進むのかも理解でき、人的ネットワークができたのは今でも私の財産になっています。

本音で一緒に取り組める人と出会い、
少しずつかたちをつくっていきたい。

DX製品の導入事業を一緒に担当した委託業者の方とは、私が当行に戻ったあとも交流が続いています。今度は東日本銀行として墨田区の創業支援施設への参画など、スタートアップ企業を支援する取り組みのなかで、また一緒に仕事をする機会がありました。「また、この施設でもKさんと一緒に仕事できるのが嬉しいです」と言っていただき、つくづく『フェイス・トゥ・フェイス』で仕事をする大切さを感じています。
私が出向先から戻って担当している創業支援チームは、東日本銀行内で立ち上がって2年目の部署です。現在の目標は起業しようとする方や、スタートアップ企業の方に東日本銀行の創業支援サービスを知っていただき、私たちの支援活動に魅力を感じていただくこと。これまでなかったもの、0を1にする支援でお客さまの未来を切り拓いていきたい。本音で一緒に取り組める人との出会いを大切にしながら、少しずつかたちをつくっていきたいと思います。

※取材当時の情報になります。