支店の仕事を知ろう お客さまがお困りのとき、
真っ先に思い浮かべてもらえる存在に。
T.I
本店営業部 ソリューション営業課 
2017年入行 法学部卒

自己開示することで距離が縮まる。
そこから信頼関係が生まれる。

本店営業部に所属し、ソリューション営業を担当しています。ソリューション営業とは、簡潔に言うと、お客さまとコミュニケーションをとりながら、お客さまの課題に対する解決策をご提案する仕事です。しかし、お客さまは初対面の相手にいきなりお悩みや困りごとを打ち明けてはくれません。最初の面談では先に自分のことを話しながら、お客さまとの距離を縮めていくようにしています。まずは信頼関係の構築が何よりも大切です。
私にとって銀行の仕事は、親が金融業界に勤めていたこともあり身近な存在でした。地域に密着しながらお客さまを訪問し、課題に親身に応えていく。金融商品は目に見えないからこそ、人間力で左右される仕事だと思っています。東日本銀行は『フェイス・トゥ・フェイス』の理念を掲げて、東京の中小企業のお客さまを支援している銀行です。当行の先輩方が貫いてきた姿勢を受け継ぎ、誠実にお客さまと向き合っていきたいと思っています。

お客さまの課題は目に見えない。
仮説を立て、探り当てていくしかない。

お客さまの課題は目に見えないケースがほとんどです。経営者の方が胸に納めている想いは、決算書や帳簿から探すことはできず、話を伺って情報を引き出していくしかありません。そう思い、仮説を立てて色々な話をしたり聞いたりするのですが、お客さまが本当に困っている真の課題を探り当てるのは、とても難しいです。訪問して雑談が9割、本題が1割の日もあります。そこから事業の課題に通じる情報を見つけたときは、心から嬉しくなります。
お客さまの課題が分かれば、自分の引き出しのなかから支援策を組み立てて解決法を提案します。それがピタリとはまり、お客さまから「ありがとう」と感謝の言葉をいただけるのは大きなやりがいです。
また、銀行員だからこそ聞ける話もあります。例えば、工事現場の杭打ちにいろいろな工法があること。私たちが普段から触っているダンボールにA式、B式などの種類があること。初めて知ることにワクワクし、興味は尽きません。

お客さまの課題を解消し、
ずっと記憶に残る行員になりたい。

お客さまから「ありがとう」という言葉が出てくるのは、私たちがスピード感をもって動いたときか、お悩みや困りごとに親身になって対応したときです。当行と長く取引をしていただいているお客さまのもとを訪問すると、前任者にはお世話になった、助けてもらったという話をよく聞きます。当行の代々の担当者が『フェイス・トゥ・フェイス』の精神で取り組んできた結果だと思っています。私も「お客さまの記憶に残る行員になる」ことが目標です。そう言っていただけるよう日頃から研鑽し、業務の知識を深めていきたいです。
やはり私たち銀行員の原点はお客さまを訪問することであり、お話を伺って、抱えている課題と真剣に向き合い、お客さまに喜ばれるよう幅広い方面からサポートをすることです。お客さまが困ったとき、真っ先に思い浮かべてもらえる存在になりたい。Iさんが話を聞いてくれてよかったと思ってもらいたい。その気持ちを胸に抱いて、さまざまな知識を吸収し自分を高めていきます。

※取材当時の情報になります。